佐倉前線北上中

しっとり自画自賛

京成合作で主催したときの備忘録

どうも、佐倉前線です。

 

2022年の11月に京成合作を投稿しました。

【京成合作】~Keisei to the World~ - ニコニコ動画

(今回動画内容については触れません)

 

 

というわけで当時主催を務めたときの特徴や改善点などを備忘録としてメモしていこうと思います。誰かの参考になれたら幸いです。

 

 

その前に「なんで投稿から1年経ったタイミングで記事を?」と思われる方がいるかもしれません。

誤解を招かぬよう回答すると、「合作主催の思いを公開した状態で動画を見てほしくなかったから」です。合作は合作、色眼鏡で見てほしくなかったからです。主催という立場だと影響も強そうなので。

自分のパートの話を今までしていないのもそういう理由です。ですが参加者が自パートの話をするのは自由です(他ならぬ私自身が見たい)

 

 

話が逸れましたが本題に移りましょう。

 

運営陣について

docs.google.com

 

この合作は運営陣が複数名います。以下にそれぞれの主な役割を記します。

・主催(佐倉前線)……参加者全員に事務連絡をします。動画まとめをします。予告も含めた動画を投稿します。

・メドレー制作(Rokkan)……合作メドレーを作ります。音声まとめをします。

・運営1(匿名)……参加者を集めます。空きパートを作ります。

・運営2(匿名)……上に同じです。

・運営3(匿名)……予告動画を作りたいという打診を受け承諾、予告動画を任せました。またサムネイルの制作もお願いしました。

 

このうち主催とメドレー作者以外の名前は表向き伏せています。これは外部から見たときに内輪感の印象を与えないためです。調べたら誰か分かるかもしれないね

 

 

運営陣が複数名いることで様々なメリットが生まれました。以下はその一例です。

・参加者集めをより幅広く行える。

・パート分けや動画投稿文をはじめとした様々な事柄に対し相談することでワンマンプレーを防止できる。

・9分もの動画の誤植や編集ミスに気づける可能性が高まる。

 

とても合理的に見えますね。そもそも複数人が関わって表に出すものはどんなコンテンツであれ運営も複数人いることが当たり前なので当然といえば当然なのですが。

 

 

Discordチャンネルの使い方

合作はDiscordアプリで全体連絡をしていました。

やたらチャンネルが多い気もしますが使われないものもあったので以下簡単に説明します。

・入管……入口です。誰かがサーバーに入ったことを通知します。

・はじめに……サーバーに入った人が最初に見るべき場所です。内容は「運営からのお知らせ」と「メドレー用」をご覧ください、というメッセージが1つだけだったため絶対必要だったかは不明ですが、「はじめに」という名前のチャンネルは必須だと思います。

・運営からのお知らせ……基本的に私が書いた大事なお知らせがあります。具体的にはパート分けや音声・動画締切の通知、動画を投稿した旨の通知などがあります。

・メドレー用……この合作メドレーはBPMが頻繁に変わるため、全てのパートのBPMが書いてあります。またmidiも置いてあります。

・まとめチャンネル……音声まとめの確認のためのチャンネルです。今思えば動画まとめもこのチャンネルですべきだったかもしれません(運営からのお知らせチャンネルでやってました)。

・提出……そのまま、参加者に音声ファイルや動画ファイルの提出をしていただくチャンネルです。

・質問と回答……参加者の質問に運営が回答するチャンネルです。また、素材のやり取りもこのチャンネルで行っていました。

・雑談……京成関連の目玉ニュースを共有したり、取材中であることを報告したりしていました。

・進捗……進捗を貼るチャンネルです。誰かが進捗を貼った際、リアクションが絶えず付いておりモチベーション向上につながりました。こういったチャンネルは必要だと思います。

・素材論議……殆ど動いていません。死にチャンネルです。

 

こう書いていて思ったのですが、「運営がお知らせする業務用チャンネル」と「参加者が書き込めるチャンネル」はカテゴリ分けすべきだったかなと思います。

 

 

この合作はチャンネルが多く建っていた印象ですね。必要なチャンネルを抜き出して初めて入った人にも分かりやすくする配慮がもう少しできたかなと思います。

 

あ、あと運営陣しか見られない会議用チャンネルがあります。当たり前のことですが。

 

 

主催としての立ち回り

運営陣を含めれば21人が関与している合作。これを主催としてどうまとめあげるか。

 

「主催がどういう合作を目指しているか明示し周知してもらうこと」

「参加者に不信感を抱かせないこと」

 

これを重点的に意識しました。

主催の方向性については以下のメッセージを全体宛に送りました(運営からのお知らせチャンネル初期のメッセージ)。

@everyone
皆様、まずはこの合作に参加いただき改めてありがとうございます。
これから合作パートの申請を行いますが、その前に主催として私の考えを皆様に伝えさせていただきます。
 
この合作を作るにあたり皆様には「自由に、そして楽しく作っていただきたい」ということです。
具体的にいうと、この合作メドレーは音MADで流行った曲を中心に作られており、駅名を羅列するだけの作風だけでなく原曲の勢いを活かした方が良くなるパートがいくつもあると考えております。
もちろん作風は自由なのでどういう風に作るかは皆様におまかせしますが、自分が担当するパートの原曲やその音MAD作品を是非聞いてそれをヒントにしていただけると幸いです。それが最も楽しいと思うので。
 
また京成本線のパートに関しては複数の枠を設定する予定ですが、どこからどこまでの駅といった明確な区間の割り振りはしていません。
これもまた個人個人が自由に作ってほしいという思いで決めています。
ただ流石に同じ種別かつ同じ区間で被ってしまうのはあまりよろしくないと思うので、もう既に何の素材を使いたいか決めている方についてはアンケートにあります京成本線専用の項目に回答いただければと思います。
 
色々と差し出がましいお話をしてしまい誠に恐縮ではありますが、精一杯良い合作にしていきたいため何卒よろしくお願いいたします。
 
 
これが私個人として最初で最後のわがままのつもりで送りました。これ以降は主催としてちゃんとやるぞという気持ちで臨みました。
長文ですが一番伝えたい部分はカギカッコで括られた「自由に、そして楽しく作っていただきたい」というところ。これが方向性の明示です。
 
 
主催としてのわがままがこれならば、もう一つの「参加者に不信感を抱かせない」というのは主催としての責任です。
伝えるところを伝える、参加者によって態度を変えない、砕け過ぎず提出期限を超えてもよいと思われないようにする、といったような当たり前といえば当たり前のことです。
 
「運営からのお知らせ」は最低限に抑えました。通知が増えすぎると煩わしい、本当に必要なお知らせを受け取ってほしいというのが理由です。
 
具体的には
・パート分けのアンケート開始、パート分けの結果について
・先ほどの合作の方向性について共有するメッセージ
 (ここから3ヵ月間は運営からのお知らせメッセージなし)
・音声締切2週間前のメッセージ、締切当日のメッセージ
・音声まとめが完成したメッセージ
・動画締切日についてのメッセージ
鉄道の日に予告動画を投稿したので拡散してほしいというメッセージ
・まとめ動画の暫定版を作ったので確認してほしいというメッセージ
・(何回か修正版を製作した後)まとめ動画の最終版を作ったのでこれを投稿するというメッセージ。
 
全員に宛てたメッセージは以上です。個人に送ったメッセージを除けばこれが必要分かなと思います。
 
 
またこの合作には私よりも作者歴が長く個人的に尊敬している作者の方も複数いますが、合作主催として私情は挟まず毅然とした態度で接しています。誰かを特別扱いするというのは他の参加者に対して失礼ですからね。
 
と、もしかしたら厳しい人という印象を与えてしまったかもしれませんが、一応動画投稿後に全員宛に感謝のメッセージを送っているのでフォローしています。……出来ているよね?
 
 

パート提出の遅れについて

佐倉前線個人の考え方です!他の人はそう考えてないと思われます!

 

私自身は提出の遅れそのものに関していえば「しょうがないかな」と甘めの考え方でいます。どうしても私生活が優先になってしまいますしそれを責めることも出来ません。

 

ただパート提出がいつまでもされないのは困ります。参加者が「遅れてもいいや」と思うのも困ります。

全体向けメッセージでは以下のように発信しています。

皆様お疲れ様です。
合作音声の締切日は「9/11」となっています。音声まとめの方のスケジュール都合もありますのでよろしくお願いします。
また万が一遅れそうな場合は、どのくらい遅れる見込みかを私の方までご連絡ください。重ねてお願いします。

 

重要なのは「自分で提出する日を決めてもらうこと」です。逆に言えば(音声まとめの方が許せば)何日でも良いと思っています。

ただし延ばす機会は1度だけです。自分で言った期限を守らないのであればかなり厳しくならざるを得ません。

 

あと提出の催促は期限の2週間前くらいがいいと思います。週末を2回挟めば大体できると思うので(できない人はもっと早くから作ろうね)。

 

 

そもそも論は「遅れちゃダメ」ですからね!これ見て甘えちゃダメです!

あまり言っちゃいけない気もするけど参加者候補を決めるときに「この人どんな合作でも遅れるから」という理由で避けられた人がいます。日頃の行いって大事だね。

 

 

提出期限日について

明確な反省点。動画投稿日が京成線開業110周年なので11月3日。その2週間前に動画提出期限を設けたのですが、短かった

動画を繋げる作業って2週間あればできるかなーって思ってこの期限にしたんですけど、よく考えたら繋げたものを参加者に見せて、確認してもらって、そこから修正しなければいけなかったんです。

さらにさらに動画提出日、全員が全員間に合えば苦労しませんよね!分かっていたはずなのに期限設定のときには完全に抜けていました。この合作内で一番の失敗といっていいかもしれない。

 

結局動画まとめの修正は4回くらいしましたし、その度にエンコードしてアップロードしなきゃいけないから時間もかかるかかる。最終版が出来たのは投稿前日か前々日くらいでしたっけ?ギリギリ。

 

つまるところ、もっと余裕のあるスケジュールで期限設定をするべきでした。特に投稿日を遅らせることが出来ないものに関しては。*1

 

 

じゃあいつくらいがいいの?という疑問について、もちろん合作の長さなどによって変わってくると思いますが今回のような合作の場合余裕を見て動画提出期限日は投稿の1か月前に設定するのが丸いと思います。

 

さっき言ったことと重複しますが理由を連ねると、

・(絶対と思っていい)提出が遅れる人が出てくるのでその余裕をとる。

・動画まとめには時間がかかる。

・出来たものを参加者に確認してもらい、修正案や誤植がないか見てもらう必要がある。

・この修正は何回も繰り返すことを想定した方がよい。

 

という感じですね。

音声締切に関しては音声まとめ担当のスケジュールに依存して決めたので伝えられるノウハウはありません。

 

 

ちなみに動画まとめはすごく楽しかったのでその部分だけ別記事で取り上げてもいいかもしれませんね。

 

 

まとめ

いろいろ書きましたが自分が一番言いたかったのは「主催としての立ち回り」に書いてあります。これが自分の軸でした。

もしこれを読んだ人が合作主催をするときは"自分の軸"を定めるべきだと思います。(これは主催に限らないけど)

 

また1年越しですが参加者に向けて改めて御礼を言わせていただきます。合作に参加、提出していただきありがとうございました。

 

*1:動画内でも11/3に意味を持たせたパートがあったので本当に遅らせられなかったのです

ネタの「妥当性」とは何か

※自分自身も答えが出ていません。思考プロセスを解くために整理する文です。

※特定の動画に対して批評、批難するものではありません。

 

 

ネタの「妥当性」。自分の言葉だけで書いたがこれを具体的に言うと、「スベるネタとスベらないネタの境界はどこにあるか」ということである。

 

その中で「自分でもハッキリした理由が分からないが、嫌悪感を感じるスベるネタ」というのがある。これを詳しく分析して自分の生活や動画で同じ轍を踏まないようにするのが今回の目的である。

 

 

嫌悪感を感じるスベるネタ、はっきりと言ってしまおう。「直接の関係がない(内輪の)ネタを持ち出すこと」だ。

これには「妥当性」がない。もう少し踏み込んでみよう。

 

 

例えばニコニコ動画の大変な途中下車シリーズで、「登場した駅名と同名の有名人、キャラクターを一瞬出す」というネタがある。このキャラクターの選択に「妥当性」がないとスベる。

「川崎駅」に対して「コックカワサキ」を出すことには(おそらく)違和感がないだろうが、ここで「川崎真奈」というアイドルを出したらどうだろうか。ちなみに川崎真奈は架空の人物であるがそこは考慮しない。

ほぼ間違いなく「誰だよ」という反応が全員から得られるであろう。この選択には「妥当性」がないのだ。ゆえにスベる。

 

架空だからでは?という疑問もあるだろうがそうではない。実在の人物にしてみよう。動画内で「大島駅」が出ることに対して「大島優子」が出てきたとしたら?

反応は人によるだろうが「なんで?」というものが多数を占めるだろう。「なんで?w」と笑いにならなければそれはスベったことになる。

念のため補足しておくが、「なんで?」を繰り返すことによって発生する笑いも存在する。ただしより高度な技術の上に成り立つものであるため今回はあえて言及をしない。

 

 

さて、逆に「川崎駅」に対しての「コックカワサキ」は本当に「妥当性」があるものだろうか。なぜアイドルは受け入れられずにカワサキは受け入れられるのだろうか。

ズバリ言うとこれはニコニコ動画という「土俵」が出来上がっているからだ。それは則ち「フリが効いている」と言い換えることができる。

一から十まで説明するのはあまりにも冗長になるため結論だけ言うと、「ニコニコ動画星のカービィ、ないしはコックカワサキをネタにする文化があるため自然にそれを受け入れられる心構えが出来ている」こと。カワサキに限らずシナノフリーや松岡修造なども該当する。

 

ここで声を大にして言いたいのは「ネタは受け取る側が面白いと感じなければ意味がない」ということだ*1

 

音MADでも会話でもテンポが大事。相手に「?」と思わせ続けてしまえば全体の質が落ちてしまう。

 

そして最も相手の機嫌を損ねること。それは……

「お前、それ言いたいだけだろ」と思わせてしまうこと。

これが今回の「妥当性」及び「ネタの境界線」の結論になる。

 

「要は動画にそのアイドル出したいのってお前のエゴですよね?」って思われたらもう終了。まともな評価は得られなくなるでしょう。

勘違いしないでほしいのは「アイドルを出すな」とかじゃなくて、出すならそれ相応の理由付け、「妥当性」を見出してほしいということ。(音MADなら原曲に関連を持たせるとか?)

 

まあこんなこと言ってるけど私自身だって過去の動画とかを見返すとエゴが入ってたりして「うわぁ……」ってなってるし偉そうに言う権利はないんだけどね

 

これ強く言いすぎると自分自身を苦しめることになるし程々にしましょう。

 

 

まとめると、

・ネタを出すときは受け取り手になったときのことを考える

・自分"だけ"が楽しい「エゴ」を出さないようにする

この2点ですかね。とりあえず言語化できてよかったと思います。

 

 

とはいえなんか視聴者置いてけぼりの滅茶苦茶な音MADがウケたり、なんかもう開き直っちゃってる作品とかは逆に面白かったりするし笑いってわからんね

 

 

*1:音MADだと疾走感で誤魔化せたりする場合もあるが

noteを始めたのです。

こんにちは佐倉前線です。

 

この度私はnoteというサービスで記事を書き上げました。↓

note.com

 

ぜひ見ていってください。

 

それで、どうしてnoteで公開することにしたのかという理由についてですが、

・ここ(はてなブログ)の記事が雑多すぎる!

というのが挙げられます。

 

どちらかというと主観交じりの記事の内容が多かったので、そうではなく事実を淡々と記す場所として違うサービスに書き連ねたかったんですね。

イメージとしては音鉄の方が以前からやっている個人サイトのようなイメージです。

 

動機としては「自分が取材した情報を文章などにしてまとめる場所が欲しかった」、「自分も昔から音鉄の個人サイトの情報に助けられたので後世に役立つ情報を残したい」、「"下車作者も放送をどこかに上げてほしい"という音鉄のツイートを見た」といったところです。

noteの方は鉄道の放送について真面目に記事を書く場所ということで棲み分けをしたいと思います。

 

YouTubeで放送上げる用のチャンネルを立ち上げてそれと連携する形になるのかな(現在の予定)

 

何がともあれ、色々書いていきたいと思うのでこちらもよろしくお願いします。(はてなブログの更新頻度は上がらないんですかね)

佐倉前線|note

納豆カレー

じりじりと熱い日射しが肌を刺す。

俺は朝からの空腹を満たすべく、とあるカレーショップに入っていった。

なんてことはない、どこにでもあるチェーン店のカレーショップだ。

 

扉を開けた途端、店内の冷気が俺の身体を通っていく。この瞬間が生を実感する。

 

カウンター席に座り、テーブルの上にあったメニューをもはや惰性として一望する。どうせ注文するものは決まっているのだが、席に着いて即座に声を出すのは恥ずかしいのか意味のない時間稼ぎをする。

 

30秒くらい目を泳がせていると、とある単語が目についた。

 

納豆カレー」。

もちろん注文したい商品ではない。俺は納豆カレーを食べたことがない。

 

思考が巡る。「名前は知っているが納豆とカレーを合わせたときにどのような味がするのか?」「納豆のネバネバ感とカレーのドロドロ感は口の中でどのような食感になるのか?」「そもそも納豆の味はタレの部分が多数を占めていないか?」「写真を見る限りタレはかかっていないのか?」「なぜこの納豆カレーは常にメニューの端っこで市民権を得ているのか?」

 

虜になっていた。俺は今まで人生で交わってこなかった、いや見て見ぬフリをしてきたこの料理のことしか考えられなくなった。

納豆とカレー、本当に合うのだろうか。

 

興味と不安の割合がちょうど5対5になったとき、俺は呼び出しボタンを押した。

店員が来る。俺は口を開けた。

 

「な……」

「夏野菜カレーをください」

「ご飯普通盛り、3辛で」

 

 

 

……………………俺は臆病者だ。

京成の下車シリーズを振り返ろうよ~後編~

前編はこちら(京成の下車シリーズを振り返ろうよ~黎明期編~ - 佐倉前線北上中

 

前回は途中下車シリーズの誕生した2007年から2013年までの作品を振り返っていきました。

細々と投稿されてきた京成MADですが2014年からは転機を迎えることになります。

 

目次

2014年

  • 4月1日・・・ミラフォレスタさんにより『FTAWA 【新京成京成千葉線×PRANA】』が投稿される。

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ミラフォレスタさんはこのあと約1か月スパンで『TSUDA-NUMA Disco*1』、『タカサゴ*ヘヴン*2』、『take a step keisei*3』と京成に関する音MADをいくつも投稿します。

一人の作者が短期間に京成作品を複数投稿することは珍しく、初期の総京さんくらいしかありませんでした。これもあって2014年からは徐々に作品数が増えていくことになります。

 

  • 7月3日・・・総京さんにより『Keisei Electric Trail』が投稿される。

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総京さんの京成MADとしては5年ぶりの作品が投稿されました(非公開にされたものを除く)。総京さんはこれまで伊勢崎線東武バスなどの作品を中心に投稿していましたが、この辺りを境にして京成MADをおよそ1年~2年間隔で上げるようになります。

この年は他にも『5WAY宗吾さん道*4』を投稿しています。

 

  • 8月5日・・・私(佐倉前線)が『アクセスシュート』を投稿する。

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なんか2014年から2015年にかけて京成MADを量だけ出してた人がいたらしいです。以上。

 

2015年

2015年は2014年からの流れが続き、主にミラフォレスタさんや私が京成MADを投稿していました。

 

2016年

2016年は単作でもクオリティの安定した作品が投稿されています。

 

  • 2月28日・・・みうさんにより『Scar in the AE100』が投稿される。

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AE100形を主役にした最初の作品がこれだったような気がします。

まあそもそも本線特急の作品すら全くと言っていいほど出ていないので致し方ないでしょう。

 

  • 3月22日・・・とぅるーさんにより『京成ディスコ』が投稿される。

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とぅるーさんは2014年2015年にも京成MADを上げていますが最も印象に残ったこの作品を挙げさせていただきます。

 

  • 5月22日・・・私(佐倉前線)が『新京成】misakic』を投稿する。

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私はこの年に『HOKU-SO Disco*5』も投稿しています。以上。あと『【合作】 私色*Railway Serenade』もありました。

 

  • 12月23日・・・総京さんにより『Ichikawamama scramble!』が投稿される。

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京成MADの単作としては『レイル・オブ・ケイセイ』についで再生数が多い動画となっています。

前作の『5WAY宗吾さん道』の方向性を受け継ぎ、「京成MADでネタ詰め合わせ」というのがしっかり確立された作品だと思います。

京成パンダに関しても『Doremifafafafafafafa!【京急】』、『5WAY宗吾さん道』、『京成ディスコ』のように段々と下車で扱われてきたということが分かりますね。

 

  • 12月25日・・・えふさんにより『直通合作2016【京急都営京成北総直通二十五周年記念】』が投稿される。

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タイトルの通り直通先の5社で構成された合作動画です。

京急MADは途中下車シリーズ黎明期から高クオリティ動画が数多く出ており、直通先のこっちからすると羨ましい限りでした。しかし2016年ともなると京成MADも様々なものが出るようになり一概に量が劣っているなどと言えなくなったでしょう。

そういった視点からすると時代の変化を感じられる合作動画だったかな、と思います。

 

2017年

  • 3月20日・・・SSD250GBさんにより『渡る者の途絶えた江戸川橋』が投稿される。

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京成本線普通列車のみが停まる江戸川駅国府台駅のみで構成されたとても珍しい動画です。

京成の簡易放送も色々種類があって~~~とかペチャクチャ喋れるんですけど本題からは逸れるので自重しておきます。

 

2018年

  • 1月13日・・・Ochiさんにより『Nari-ta Empire』が投稿される。

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往路を特急成田空港行き、復路をモーニングライナーで戻ってくるという内容。

こういう正統派動画が投稿されるようになったのが一番嬉しいかもしれないです。10年前からは考えられませんね。

 

  • 4月21日・・・総京さんにより『パンダ的京成生活』が投稿される。

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1年半ぶりの総京さんのパンダ動画です。音MADには様々な評価軸がありますが、その中でも「楽しさ」に多く振られていると感じます(勿論音作りも良い)。

言い忘れていたんですけど、サムネイルの3300形が2015年に引退しています。そんなことはさておいて総京さんの動画には当該車両が出てくるので世代としては嬉しくなっちゃいますね。

 

2019年

  • 7月13日・・・Granzさんにより『Naritation』が投稿される。

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今更ですが7月13日は途中下車シリーズ最初の作品が投稿されたことで毎年投稿祭が行われています。その日に投稿された作品です。

今まで紹介してきた作品は実写系が多かったのですが、それらとは異なりモーショングラフィックスも取り入れた作品となっています。

途中下車でも2013年頃からAviUtlが徐々に広まっていきモグラモーショングラフィックスのことです)や図形を駆使した動画が流行っていったのですが、振り返ると京成ではここまであまり見なかったですね。

 

  • 8月30日・・・えふさんにより『城ケ島マリンパーク号』が投稿される。

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2018年に運行された臨時列車「城ケ崎マリンパーク号」を題材とした作品です。直通も含めた臨時列車はかなり珍しく、この列車は京成成田発の三浦海岸行きでした。

作品としては1分40秒という短い時間でこれだけの長い行路をまとめたこともあって、あまり京成のMADという印象は少ないかもしれません。

 

2020年

この年は京成にとって非常に大きな転機を迎えました。なんとタブレットによる車内自動放送の導入です。

また案内上省略されていた「京成○○駅」を京成も含めた正式名称で案内し始めたのもこの直前くらいですね。

自動放送の導入は非常に大きく、それまでの癖の多い車掌放送よりも安定したアナウンサーの放送素材が供給されるようになったというのは音MAD上で非常に助かるようになりました。

 

  • 7月13日・・・私(佐倉前線)が『ダッセンパニック』を投稿する。

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こんなに自分の動画を貼りたくないんですけど流石に風化させられないので貼ります。

 

  • 7月17日・・・水流あかぎさんにより『スカイライナー・ルージュ』が投稿される。

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成田スカイアクセス開業10周年ということで上げられた作品です。京成も節目にこのような作品が出てくるようになって感無量です。

投稿文にもある通りこの年は感染症が流行し外出自体が難しくなった時期もありました。一方で外出が出来なくなったことでこの年の途中下車シリーズ(というか音MADや動画全般?)の数は例年よりもかなり増えていました。

 

  • 9月20日・・・総京さんにより『ママ/かいじんベア』が投稿される。

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前作から約1年半ぶりに総京さんのパンダ動画です。

もう読者の大半はお気づきかと思いますが、京成MADの歴史を振り返ると高頻度で総京さんの作品に当たります。初期から現在に至るまで活躍し続けている凄い方なので避けては通れないですね。

 

  • 11月24日・・・イタ飯屋さんにより『Giant Keisei Family』が投稿される。

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ここで紹介するのは久しぶりのイタ飯屋さんの作品です。ただこの間も南北線京葉線の作品を上げていたのでイタ飯屋さん自体が久しぶりというわけではありません。

北総の作品を中心に上げられていたイタ飯屋さんですが、京成線や新京成線の素材を扱うのは(私的以外だと)初だったりします。投稿文が今までの変化を物語っていますね。

 

2021年

  • 4月17日・・・総京さんにより『京成パンダのHaunted Dance』が投稿される。

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いいね数すごい。2023年4月現在で京成合作を超えているんですが。

総京さんはこの1か月後に『フナバシダービーボーイ*6』を投稿します。こちらもかなりの高評価。

 

  • 7月13日・・・前後さんにより『Takanegarbha』が投稿される。

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投稿文にもある通りこの動画は合作です。

新京成線も2020年に駅放送が変わりました。何もかも変わっていきますね。

 

  • 9月20日・・・やりぎりみかんさんにより『いちかわマオ/かいじんベア』が投稿される。

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この動画はアニメーションや動画表現など目を見張るものが多い作品となっています。途中下車シリーズは画一した表現に収まってしまうことも多いので、こういった表現ができる人は貴重ですし自らも学んでいかないといけないと思わせられますね。

 

2022年

  • 3月21日・・・桐原さんにより『化けっぽいな』が投稿される。

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京成は京成高砂行きと案内しながら高砂からそのまま先へ運転する列車が何本も運転されています。京成に縁がある人ならニヤっとする良いネタを題材にした動画ですね。

 

  • 7月17日・・・Meihanさんにより『本能スカイライナー』が投稿される。

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投稿文にある通り途中下車シリーズ誕生から15年、スカイアクセス開業から12年が経ってしまいました。

スカイライナーを主役とした動画。登場から12年経ってもこの車両は全然カッコいいですね。

 

 

  • 10月14日・・・私(佐倉前線)が『[告知]京成合作投稿のお知らせ』を投稿する。

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ひとつ言えるとしたら、これまでに紹介してきた動画の作者の方が多く参加してくれています。

 

  • 11月3日・・・私(佐倉前線)が『【京成合作】~Keisei to the World~』を投稿する。

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東大手私鉄の中でも投稿数が少なくいまいち影の薄かった京成ですが、満を持して京成を主役とした合作を出すことができました。

 

まとめ

今回このような記事を出した理由が2つほどありまして、1つは

・過去の「生きた意見」には一定の価値がある

というのともう1つは

・京成MADをまだまだ見たい!!作って!!!

ということです。

 

見るから。作ってくれ。お願いします。

 

 

 

 

 

 

京成の下車シリーズを振り返ろうよ~黎明期編~

京成合作見ました?(クソ遅宣伝)

www.nicovideo.jp

今回はこの京成合作の話……ではなく、大変な途中下車シリーズにおける京成MAD(新京成北総を含む)の立ち位置を当時を振り返りながら見ていきたいと思います。

 

※注意!

・独断と偏見で動画を選んでいきます

・独断と偏見の思い出語りをします

・貼った動画を見てくれると嬉しいな

 

それでは年ごとに見ていきましょうか。

 

目次

2007年

  • 7月13日・・・最初の途中下車シリーズ作品である『JR東日本は大変な放送を流していきました β版』が投稿される(削除済み) 

まずは途中下車シリーズの始祖から。ここから多くの作品が派生して生まれていきました。この次から京成に関わる動画を紹介していきます。

 

 

2009年

  • 1月5日・・・緑が丘さんにより『S.K.新京成電車の運賃は安いのか?最終鬼畜カーブ・R』が投稿される。

    www.nicovideo.jp

いきなり新京成(更に上より1年半経っています)

とはいえこの頃は私も追っておらず、この時期に投稿され非公開になった動画などは管轄外だったりするのであしからず。

緑が丘さんはこのあと8月に『TANUKI ZONE*1』を投稿します。

 

 

  • 2月6日・・・弧光灯さんにより『松戸妖怪曲線』が投稿される。

www.nicovideo.jp

また新京(ry

素晴らしい作品です。

この動画が投稿された10日後ついに……

 

 

  • 2月16日・・・総京さんにより『レイル・オブ・ケイセイ』が投稿される。

www.nicovideo.jp

万を持しての京成MADの投稿です。現存する最古がこれってすごい。

総京さんはこの後2009年から2010年にかけて東武の作品や京成の作品(非公開を含む)を多く投稿しており、この方を抜きにしては語れないほど京成MADに携わってきた方だと思っています。

むしろ一人で複数の京成作品を出している方は今後数年間現れなかったりします。途中下車シリーズにおける京成の影薄さの所以です。

 

 

  • 7月13日・・・総京さんにより『京成線のグルメレース』が投稿される。

www.nicovideo.jp

この他で印象に残っているものは『【Owens】Kanamachins』や『不思議の国のShibayamans』などがありますね(タイトルがかなりうろ覚えですが)。ニコニコ動画では非公開になっていますが、どこかで聞けたりするかもしれません。

次は時が飛びます。

 

 

2010年

めちゃくちゃ大きなイベントなんですけど途中下車が盛り上がっていたかというと分からないです。私は大体この辺りから途中下車シリーズを追うようになりました。

 

 

2011年

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厳密には京成MADでないのですが、こういうのを出していかなければいけないほど層が薄すぎるんです。京成パンダが出ているのでセーフ

 

 

  • 8月26日・・・クリオさんにより『スカラホマミキサー』が投稿される。

www.nicovideo.jp

初のスカイライナーの車内放送を使った音MAD。開業から1年経ってますね……

この頃は作者の年齢も若い人が多く、特急列車や新幹線を題材にした作品が現在より多くなかったと記憶しています。当時のスカイライナーに乗るのも片道2400円とかかかりますからね、出費。

 

余談……この後の10月に『【日本全国】 LTD-TRAIN's 31 【優等列車合作】*2』が投稿されます。スカイライナーのパートもあります。

 

 

  • 9月6日・・・緑が丘さんにより『Tanukins【新京成8000形×Evans】』が投稿される。

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『TANUKI ZONE』以来の緑が丘さんの新京成MADです。なんと千葉線も入っているんです、とても嬉しい。

千葉線ちはら線の作品は本当にないですよね。ここ数年でようやく合作に出てくる機会が増えたと思います。まあ本線よりも作りにくいですからね

 

 

  • 11月30日・・・Deさんにより『空港少女なりた☆マギカ OP曲「アクセス」』が投稿される。

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おそらく初のアクセス特急を題材にした単作です。

AE型やアクセス特急は森谷真弓さんの自動放送が導入され、癖の多い車掌より作品が作りやすくなったと思います。そして本線に自動放送が導入されるまで10年の月日を要することになるとは思わないのでした。

 

Deさんはこのあと2012年7月に『佐倉 Sunrise*3』を投稿します。

 

 

2013年

  • 5月27日・・・イタ飯屋さんにより『マキノハライド:印西』が投稿される。

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なんか1年半くらい時が飛びました。2012年に特筆できることがなかったんですね、悲しい。

この記事内で初めての北総MADですが北総線の作品はかなり少なく検索をかけても24件しか引っかかりませんでした。

そんな北総線の作品をメインに投稿しているのがイタ飯屋さんで、この作品のあとには『HOKUSO MOON 【北総線*4』や『Rings of Hokusow (羽田空港→印旛日本医大)*5』を投稿しています。

 

  • 6月30日・・・okazさんにより『京成の高砂【京成線×東方輝針城3面道中曲】』が投稿される。

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ナイト・オブ・ナイツ以外で一つの駅を主題とする作品は『冷やし〇〇シリーズ』のような30秒程度の動画で、こういった動画は珍しかったりします。

京成高砂駅は割とこんな感じの駅です。サムネイルはアクセス線開業以前の4番線に停まる金町行きでしょうか?(違っていたらスマソ)

 

 

さて、この2013年までが京成線MADにおける黎明期といえるでしょう。数も多くなく細々とした立ち位置でした。

2013年を代表する途中下車作品といえば『【東海道本線】東海桜【完走】*6』、『京阪桜*7』、『Motomagest*8』などがあります。

このあとは京成線の作品を主とする作者が出てくるのである種の区切りとなります。記事が長くなってしまうので後半へ続きます。

 

 

 

DINAMIX DIAGRAM制作後記または備忘録

こんにちは佐倉前線です。

 

今年の7月13日をもって大変な途中下車シリーズ15周年を迎えました。おめでとうございます。

私が出会ったのは2009年か2010年あたりで、初投稿は2014年なのでいつの間にか長い付き合いになっていました。これからも続けていきたいと思っています。

 

さて、その7月13日に私も参加させていただいた途中下車合作「DINAMIX DIAGRAM」が投稿されました。私の見た限りだと今までの合作の中でも一番くらい反響があったんじゃないかなと思います。

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その理由の一端に豪勢すぎる参加者が挙げられると思います。この参加者欄だと足元にも及ばないな……というのが正直な感想でした。

加えて私の直後のパートが超超超大物作者だし……私が途中下車シリーズに浸かる理由になった方なので足を向けて寝られないです。

 

そんな私が何を考えて作っていたかというのを記す個人的備忘録になります。私は他の参加者の制作後記が見たいよ。

 

・参加からメドレー公開、音声制作まで

今回はメドレー作者を招いてのオリジナルメドレー合作ということで、まず運営陣から希望の曲をアンケートで回答する形になっていました。(但し一部はリメイクパートとして既に作者と曲の組み合わせが決まっているところもありました、PRANAとかMermaid Girlとかですね)

 

それで第三希望まで回答したんですけど何の曲でしたかね……?霊知と夜に駆けるとか入れてたのかな?もう覚えてないです。

回答後に日を置いてからパート割りと使用素材、原曲が公開されました。それから数か月後にオリジナルメドレーが完成して公開された形ですね。

 

 

パート割りが決まった後に音声の構成を考えていて、その時のメモ帳がこれです。

まあ完全に草案という感じで、完成時にはほとんど反映されていないのですが。

ただ「下車に寄らないように」というのは結構意識していたと思います。出来ていたかはともかく、電車を知らない方でも楽しめる動画にしたかったのは意識しました。

 

それでメドレーの骨組みとして原曲verが運営から公開されたため、それを使って仮音声を作ってみることにしました。以下がそれです(セリフ合わせのみ)

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後半は完成版とほぼ同じですが、前半がかなり異なっていますね。というのも理由がありまして。

以下のオリジナルメドレー動画を見ていただければお分かりいただけると思います。

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(01:50~)

 

全然雰囲気違くね?

 

 

他の参加者に聞いてみたところおそらく"かくぶつだん"(sm10466211)を意識してたのではないか?とのこと。シンセでもこのパターンありましたね。

というわけでこのメドレーに合わせるべくめちゃめちゃめちゃめちゃ修正をして今の形になりました。楽しかったです。

細かいことについてはこのあと個別に説明していきます。

 

・動画シーンの解説

最初の「本次列车…」はほとんどの音声パートが出そろった後に追加で入れたもので、チャイムだけだと寂しかったのでセリフを追加しました。

結果的に中国語繋がりでパートを切り替えることが出来たのでナイス判断だったと思います。京成が4か国語放送していてよかった~~~。

 

ここ動画が何も思いつかずに最後まで残ってました、だから動画のことを考えずに無計画な音声を作るなとあれほど……

チルミルチルノから取ってきました。お空つながりということで大目に見て。裏に書いてる文字は適当も適当なので。

 

次はキャッチコピーパート。

これは音声で迷っていたときに通話で「京成って公式CMのセンスがいいよね」ということを聞き、分かりやすくスカイライナーの魅力を伝えるならと思い導入してみました。個性がないと埋もれてしまうのでこういうのはいいと思います。

 

静止画で見ると狂気を感じる。"かくぶつだん"から取ってきました。

核はお空なので入れたかった。ただ音声は各駅停車から取ってきてるのに京成は「普通」の表示しかなくて少しブレた気がするところが若干気になる。どうしようもなかったんですけど。

 

柴又(sm19158004)っぽいレイアウト。ただ背景の踏切は本家の場所じゃないです。あとでGoogleマップで見つけてなるほどとなりました。

真ん中は2011年くらい?にあったOwens×金町線のオマージュです。元動画は非公開ですがもしかしたらどこかで見られるかもしれませんね。

 

成田成田成田 成田成田成田

ここは色々考えていて話すと長くなってしまいます。

まず、この合作における自分の役割を考えたときに次のパートが100%盛り上がる最終鬼畜パートである以上、それに対して最高の形でバトンタッチをすることが至上命題でした。

それで成田線の人に繋げるなら成田推しで繋げるのが最も良いと思い連呼させることにしました。いい感じの溜めになれたのではないかと思っています。

 

それ以外にも30秒という短い時間の中で京成の何を伝えたいか、を絞った結果、「スカイライナー」「柴又」「成田」の3つくらいにした方が視聴者に単語の印象を残せるかと思ったのもあります。本当は佐倉とかアクセス特急とか色々出したかったんですけど散らかってしまうので。

 

それで連呼させるなら同じ単語でもイントネーションを変えた方が聴きごたえと印象に残るのではないかと思いました。この試みは大成功ですね。「成田(空港行きです)」「(Keisei)Narita」「(京成)成田」の順になっています。

 

ここの動画の繋ぎについてですが、次パートの弧光灯さんに相談させていただき結果的には彼方の繋ぎを採用させていただきました。写真もお貸しいただき頭が上がりません。

 

 

 

 

というわけで以上が制作後記になります。色々な人が楽しめるパートになれたらいいですね。このパートが好きと言ってくれた方もいて感謝感謝です。

 

この合作はどのパートも素晴らしく何度見ても新しい発見があります。途中下車シリーズ15種年という晴れの日をこうして飾れて本当によかったです。

運営の方々、メドレー作者の方々、参加者の皆さん、そして視聴してくださった皆様、本当にありがとうございます。

 

 

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大変な途中下車シリーズ15周年記念合作 DINAMIX DIAGRAM | 弧灯反射炉

(次のパートの編集後記です、勝手に貼ってスミマセン💦)