どうも、佐倉前線です。
突然ですが皆さんは「薬指」についてどれ程ご存知でしょうか。
この文章を読んでいる方が日本語を理解できるホモサピエンスならば、流石に薬指を知らない方はいないかと思われます。特殊な場合を除き、両手両足あわせて4本あるはずです。
しかし「薬指」が何かということを言葉で説明できる方はいらっしゃるでしょうか。
まずは辞書を引いてみましょう。
くすり‐ゆび【薬指】
親指から数えて4番目の指。~
では親指とは?
おや‐ゆび【親指】
1 手足の指で、いちばん太い指。
とのことです。
ここから分かることは
薬指は、親指が存在し、かつ間に2つの指が存在して初めて薬指を名乗れる
ということです。
薬指は薬指だけでは薬指を名乗れません。
では続いて、
ひとさし‐ゆび【人差(し)指】
手の親指と中指との間の指。
人差し指は親指と中指がないと存在できません。
なか‐ゆび【中指】
5本の指のまんなかの指。
中指は指が5本ないと名乗れません。
こ‐ゆび【小指】
1 手足のいちばん外側にある、最も小さい指。
小指は手足の外側が分かれば他の指の存在は問わないようです。
とどのつまり何が言いたいか、私たちは当たり前のように日常生活で指を定義づけていますが、その定義は私たちが思う以上に脆く、ぼやけたものなのです。
何かと何かを比べることでしか存在できない、そんなふわっとした存在が私たちの身近なところにいると考えると物の見方が変わってくるかもしれません。
ただこの記事で何かを伝えたかったわけではなく、思いつきで筆を進めているだけなので粗が目立つと思います。
こんなことに時間を割いてしまってゴメンナサイ👼
あと辞書によって説明文が変わっていたりするので真に受けないでくださいね(