今年の10月30日に名鉄のダイヤ改正が行われました。(https://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2021/__icsFiles/afieldfile/2021/08/11/210810_daiyakaisei.pdf※PDFファイル)
内容は「新型コロナウイルスの影響による旅客需要減少に対応するため、運行本数の見直しや一部運行区間の変更を実施する」というもの。
実質的な減便措置が主だったものになります。その中でも①にある
これにより以前まで定期ダイヤで存在しなかった行先や、大幅に増える行先が出来ました。その影響で流れるようになった駅自動放送を今回は紹介していこうと思います。
注)まだ筆者はダイヤ改正後の名鉄に乗っていません!以下は推測の情報が含まれますが、調査が済み次第追記していきます。
1.普通三柿野行き
各務原線ではそれまでの日中ダイヤで岐阜~犬山間*1を毎時4本運行していました。そのうち半分2本は新那加~犬山間を急行として運転していましたが、この運用を短縮し岐阜~三柿野の区間運転になりました。
その影響で新しく発生した駅自動放送はありません。
各務原線の駅で行先を言う詳細放送があるのは新鵜沼(と犬山)なので、「三柿野行き」の放送が流れる駅はありませんでした。
むしろ新鵜沼駅や犬山駅での急行岐阜行きは15時以降でしか流れなくなってしまったので少し録りにくくなりました。
今後名鉄岐阜駅などに詳細放送が入れば聞ける機会はありますが…どうでしょうか。
(余談)毎年11月に行われる"岐阜基地航空祭"のイベントで名古屋方から三柿野行きの臨時列車が走るので三柿野行きを狙いたい方はこのイベント日に行きましょう。ここ2年は新型コロナウイルスの影響で中止になっていますが来年はあるといいですね。
2.普通森上行き
尾西線の一宮~津島間では毎時4本運転されていましたが、今回のダイヤ改正でそのうち2本が一宮~森上間の運転に短縮されました。
これにより名鉄一宮駅で「普通森上行き」の自動放送が流れるようになりました。
方面放送は言わないみたいなので新規パーツは「森上行きです」のみのようです。
以上です。
むしろワンマン自動放送の「森上行き」の方が人によっては嬉しいかもしれないですね。
(余談)夏の津島天王祭の臨時などで津島発の森上行きは稀に運行されていたようで、津島駅では「森上行き」のパーツが流れていそうです。ただ祭りは開催されても臨時列車が運転されない年もあるので不確定要素が大きいです。
3.急行国府行き
(関わる駅が多いのでほんの少しだけ長文になりますがご容赦ください)
前ダイヤでは土休日に一宮~豊川稲荷間を急行として走っていたのを短縮させた結果、一宮~国府間での運転となりました。
もともと急行国府行きは朝ラッシュに数本運転されていましたが、いずれも種別変更をしていたため新安城以東で急行国府行きが見られるのはこれが初となります。
そしてこの急行は有松に特別停車します。
そのため今改正で有松駅で「国府行き」の音声が録れるようになりました!!
…いやすごいことなんですよこれって。
詳しい説明は割愛しますが、名鉄の駅放送は駅によって*2同じパーツを録り直しているので他の駅で新しい行先が出る度に新パーツになるんです。
既に特急国府行きと準急国府行きがあるので新パーツ自体はこれくらいなのですが、もともとの本数が少なすぎたので多くの駅で「国府行き」のパーツが録りやすくなったのは朗報と言えます。
注意点としては土休日ダイヤ中心の運転という点ですね。予定を立てるときは注意しましょう。
といっても前述の通りまだ実際にお目にかかれていないので、情報が誤っていたらその都度修正しようと思います。
今回のダイヤ改正で録りにくくなった放送こそあれど、無くなった放送はない(ハズな)ので興味のある方はこの機会に名鉄の放送を録ってみるのもどうでしょうか。
それではありがとうございました。