いま早朝5時です。
あの、私って音痴なんですよ。知っているかもしれないですけれど。
それでなんですけどなんとなく昔のこと思い出してしまったので書き連ねています。
小学生のころ音楽の授業でリコーダーってありましたよね。縦笛の一種です。
多分義務教育でみんなやってると思うんですけど、リコーダーのテストってありませんでしたか?
そう、習った曲を楽譜を見ずに先生の前でリコーダーを吹くテストです。まあ曲の一部だけだったので難易度は高くない……と思いますたぶん。
それで、私って音痴なんですよ。知っているかもしれないですけれど。
もしかしてこのリコーダーって最初に指の位置を覚えるのは大変だけど、やってればなんとなく音の高さとかがイメージできるようになってます?
うろ覚えだけど指の動かし方と出る音に規則性があったような気がします。
ただ、私って音痴なんですよ。知っているかもしれないですけれど。
私にとっての音って、違うかどうかしか分からなくて高い低いとかはほとんど分からないんですよね*1。
今でも音程を探すときに高い低いが感覚と真逆だったりするときがあるくらいには分かってません。
こんな感覚なので、そもそもの課題曲を"音楽"として認識してなくて、ただのドレミの羅列としか捉えられなかったんですね。
じゃあどうやってテストに臨むか。
1.まず課題曲の音階をドレミで覚える(ファ、ソ、ファ、ソ、ド……のように少なくとも12音以上はあった気がする)
2.覚えた音階と指の動きをリンクさせて覚える(ファだからこの指、ソだからこの指……というように)
3.これを忘れないようにテストの並び待ち時間のときに頭の中で繰り返し唱えイメージトレーニングをする
これが普通だと思ってました。普通なんですか?
私はものすごく苦労してテストに臨んでいたんですけど、私の前の人とかはテスト直前までお喋りとかしてるにも関わらず楽々一発合格とかしてるんですよね。
なんかしっくりこないとは子供心ながら思っていたんですけど、これって私が気負いし過ぎてただけなんですか?
もしかしてなんですけど、これって運動とか自転車とかと同じで感覚的にできるものだったんじゃないですか?
そうだとしたらイヤだな、こわいなって。
カラオケあるじゃないですか、私ってあれの音程バーを表示して「次に自分の声のピッチを上げなきゃ下げなきゃ」って一々思考しながらやってるんですよ。
なんか人間の真似事をしているアンドロイドみたいですよね。
短所とばかり向き合ってても壊れそう。
補遺:私と同じ考え方の人がいないかなと思って「リコーダー 難しい」で軽く検索したけど同じものはありませんでしたね……
*1:勝手ながら視界で例えるなら全てグレースケールで見えている感覚、が近いと思ってます