どうも、佐倉前線です。タイトルに「REAPER音MAD講座」などと銘打ったのですが、私は一流作者ではないので少々ビッグマウスだったような気もします。しかしながら今回説明します「マーカーを使った音MAD構成にすゝめ」というのはとっても便利な代物だと思っているので参考にしていただけたらと思います。
さて皆さんは音MADを作るにあたってこう思ったことはありませんか?
「尺配分が苦手で曲の後半部分で詰め込み過ぎてしまう」「構成が思いつかない」「だるい」etc...
そんな尺配分に自信のない方に今回オススメする技術がマーカーを使って視覚的に構成を練りやすくする方法です。
「さっきから言ってるそのマーカーマーカーってなんだよ茄子野郎」といったような声が聞こえてくるような気がしますがちゃんと順序を追って説明しますのでご安心を。
まずはREAPERを開きましょう。
適当な時間(画面真ん中のアイテムを置くところ)をクリックしてMキーを押してみてください。
こんなのが出ると思います。
この「1」ってやつです。ちなみに「1」のキーを押すとここに飛んでくれます。
このマーカーは何個でも設置可能です(200個を超えても置けました)。
ドラッグすればマーカーを動かすこともできます。マーカーを消したい場合は右クリックから「Remove Marker」で。
これで皆さんもマーカーを自由自在におけるようになったわけです。ね、簡単でしょ?
「は?これでどうしろって言うんだよこのカボチャオバケ野郎」といった声が聞こえてきますので次は具体的な使い方について説明しますね。
ここでは途中下車シリーズでもメジャーな「Evans」を例にして説明を進めます。
(BPMはあらかじめ185に合わせておきます)
とりあえず曲を聞いてみましょう。
約24秒付近のところです。そこより以前が序章で、24秒付近から曲調が変わっているのがお分かりいただけるでしょうか。そこにマーカーを置きます。
(だいたいここら辺)
次に45秒付近。Evans特有の「テッテッテッテテテ…」ってところですね。わかりやすいと思います。そこに2つ目のマーカーを置きましょう。
それで次のマーカーなんですけど候補が2つありまして、「テテテテテ…シュゥゥゥン」が終わった59秒付近か、その1小節(単位がわからない)後のサビのはじまり1分1秒付近かになります。どちらがいいかは個人の裁量でどうぞ。
(今回は上記の説明のために2ヶ所置きました)
1分21秒付近。おおよそ要領はわかってきたと思います。
そして1分32秒付近、ラストのサビの直前にマーカーを置いて完成です!
(とりあえずこれで完成。もっと細かく分けてもよい)
「とりあえず言われた通りにマーカー置いたけどこれでどうすんの?」という声が云々かんぬん
こうやって曲調が変わる部分を目に見えるようにわかりやすくすることで、構成を練りやすくなるのです!(n回目)
もう少し具体的に説明しましょう。例えばEvansを原曲に、特別快速館山行きの放送で音MADを作りたいとしますよね。マーカーを置いて構成を練るとこのように分けられるのです。
(今回一番大事なところ)
どうでしょうか?マーカーを置いて目印をつけたことで動画の構成が楽に浮かびませんか?
あとはこの通りに素材を入れていけば無理なく最後まで音声を作れるというわけです。
そしてTateyamansはこんな感じに(動画を見てね)。
(まあこの作品は曲を途中で切ったので変な感じになっていますが)
この方法は私自身オススメです。ただ「こんなキッチリ理詰めしたものより好きにMADMADしたいぜー」って方にはオススメしませんし、そういった音MADには向かないかもしれませんが、少なくともストーリー性のある途中下車MADとかでは便利だと思っています。
初心者はマーカーの数を倍くらいに増やしてみるといいかもしれません。曲調が変わるタイミングは基本的に同じ長さで変わっていくのでやっていればその内慣れるかと。
私自身ブログでの説明は苦手でわかりにくいとも思っているので質問があればここのコメント欄辺りに書いてくだされば返信できると思います。(TwitterはFF外からの通知を切っているので)
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